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■生ガキによる食中毒
カキはグリコーゲンを豊富に含む食品で、これがカキのうまみ成分です。1月から4月にかけてこのグリコーゲンが増えてきます。 海中のカキは1時間に20Lの海水を吸い込んで、その中のプランクトンをえさにしています。生息域がSRSV(小形球形ウイルス)に汚染されるとSRSVを中腸腺に蓄積します。SRSVはカキの中では増えません。つまりカキによるSRSV食中毒防止には、カキの鮮度は関係ありません。
そのカキがSRSVを持っているかどうかです。どこで採れたカキか、採れた時期が重要になります。
しかし、現在、安全な地区や時期についてのデーターは不足している状態です。
つまり、現在は生カキは非常にリスクが高い食品だと言えます。
三重県の調査研究では、カキによるSRSV感染症の発生は、1月〜3月に集中しており、浄化によっても、SRSVを完全に除去出来ないそうです。
1月〜3月にSRSV感染症が多く発生する要因として、水温が低下し、カキのろ過水量が低下するため、取り込まれたSRSVが消化または排出されず残留するということが考えられます。