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■狂牛病とは
1986年に英国で発見された狂牛病は、正式名称を牛海綿状脳症といいます。
BSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)と呼ばれ、これに感染した牛は脳がスポンジ状に細かい穴だらけになり、歩くこともままならなくなった末に死亡します。
狂牛病の広がりは、感染した肉骨粉を牛などの家畜の餌に使用したためと考えられています。
肉骨粉とは牛を解体した際に出る、食べる以外の部分(内臓や骨の一部)を化学処理して作った飼料のことです。
英国政府は1996年、狂牛病は人にも感染する可能性があるとの発表をし、その翌年には狂牛病と同じ病原体(異常型プリオン)が原因の可能性があると発表しました。
それが、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)です。
ヤコブ病の症状は、狂牛病と同じように脳がスポンジ化し歩行困難となり、痴呆になった後に死亡します。
◎対策:食生活への影響は?
狂牛病に感染した牛を食べた場合、クロイツフェルト・ヤコブ病に必ず感染するという確実な証拠はありませんが、 牛肉は私達の食卓にほぼ毎日乗る、身近な食材です。
食肉としての牛肉のほかにも、牛乳・バター・ブイヨン・内臓など様々な形で食しています。厚生省では、脳、脊髄、眼、小腸の最後の部分にあたる回腸から感染が認められていると発表しました。
現段階の見解では、牛乳、乳製品を介しての感染はないとされています。